何て言うか、昔のマンガってすごいな、って思った

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ヒロポンて…(;´・ω・)

メタンフェタミン – Wikipedia

ヒロポン(Philopon)とは、大日本住友製薬によるメタンフェタミンの商品名であり、同社の登録商標(第364236号の1)である。成分名は塩酸メタンフェタミン錠。剤型はアンプルおよび錠剤である。「ヒロポン」の名は、「疲労をポンと取る」にも掛けているが、英文綴りに見られるように、ギリシア語のΦιλόπονος(労働を愛する)を由来としている。

日本では太平洋戦争以前より製造されており、「除倦覺醒劑」として販売されていた。その名の通り、疲労倦怠感を除き眠気を飛ばすという目的で、軍・民で使用されていた。現在でこそ覚醒剤の代名詞であるヒロポンだが、当時は副作用についてまだ知られていなかったため、規制が必要であるという考え方自体がなく、一種の強壮剤のような形で利用されていた。当時の適応症は、「過度の肉体および精神活動時」、「夜間作業その他睡気除去を必要とする時」、「疲労二日酔乗り物酔い」、「各種憂鬱症」であった。軍では長距離飛行を行う航空兵などに支給されている。ヒロポンの注射薬は「暗視ホルモン」と呼ばれ、B29の迎撃にあたる夜間戦闘機隊員に投与された。中には一晩で5機のB29を撃墜した例もあった(黒鳥四朗を参照)。ヒロポンは「決戦兵器」のひとつとして量産され終戦時に大量に備蓄されていた。

終戦により軍の備蓄品が一気に市場へ流出すると、酒や煙草といった嗜好品の欠乏も相まって人々が精神を昂揚させる手軽な薬品として蔓延した。その依存者即ち「ポン中」が大量発生し、中毒患者が50万人を超えるなど社会問題となった。加えて中毒者が行う不潔な注射は肝炎ウィルスの伝染機会を増加させて輸血後肝炎が拡大する遠因となった。

政府は1949年(昭和24年)にヒロポンを劇薬指定して覚醒剤としての製造の禁止を製造業者に勧告し、1951年(昭和26年)に覚せい剤取締法を施行した。

要するに覚醒剤だからなぁ(;´・ω・)

それにしても、「疲労をポンと取る」も掛けている辺りは、小林製薬のネーミングに通ずるものがあるな!

因みにこのマンガ、よく『サザエさん』の原作として引用されていますが、実際は長谷川町子先生の別作品『似たもの家族』(サザエさんにも出てくるイササカ先生一家が主役)なんだそうです。

アニメ サザエさん公式大図鑑 サザエでございま~す!
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